こんにちは、モリタニです!
まだまだ寒い日が続きますね。早く暖かくなってほしいものです。
今回は意外と多いT6のドライブベルト周辺からの異音をご紹介します!
ドライブベルトとはエンジンの補機類の駆動ベルトの事で主にオルタネーター、パワーステアリングポンプ、ACコンプレッサーを回転させています。ベルトの材質は主にゴムなので走行距離、年数により劣化します。劣化して異変としてわかりやすいのが「ベルト鳴き」です。エンジンON状態やハンドル切った時に「キュルキュル」といった高周波音が鳴っているとベルトが劣化している可能性が高いので、そのままにせず点検する事をお勧めします。ベルトが切れてしまった場合、走行不能になったり切れたベルトがエンジンの他の部分に巻き込まれてエンジンにダメージを与える場合があります。
そのベルト自身のベルト鳴きとは別で同じような異音を発生するものがあります。それはベルトテンショナーです。
ドライブベルトテンショナーとは
ドライブベルトに一定の張り(テンション)を与えているものでT6はオートテンショナー式(現代車はほとんど)です。T3は調整式になりますね。
オートテンショナーの構造はほとんどがスプリング内蔵式です。
これがT6TDiのベルトテンショナー。右側の黒縁はベルトを押し付けるプーリーです。
このテンショナー本体やプーリーのベアリングからベルト鳴きと同じような「キュルキュル」音やスプリング部分から「ギャギャギャ」といった異音が鳴る場合があります。
ドライブベルト自体の鳴きだけではなく、こういったテンショナーからの異音もありますので何か異音を感じたら、いずれにせよ点検をお勧めします。
ドライブベルトテンショナー交換
今回、車検にてご入庫頂いていた車両でベルトテンショナーから異音が発生していました。ベルトも劣化していたので合わせて交換していきます。
写真では見ずらいのですが、赤丸で囲っているところにテンショナーがあります。
新旧のテンショナー。汚れ以外の見た目は変わりませんが、テンショナーが原因でした。
交換後異音がない事を確認し作業完了です。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したような異音があった場合そのままにせず点検する事をお勧めします。
GAKUYAではドライブベルト、テンショナーの在庫もありますのですぐに修理対応出来るようにしています。
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他店でご購入されたT6でも修理受付させて頂きますのでまずはお気軽にご相談ください。
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モリタニ