お家でエンジンオイル交換してみませんか?
前回T3のエンジンオイル交換をご紹介させて頂きました。
T3のエンジンオイル交換のやり方はわっかたけど、別のヴァナゴンに乗ってるからなぁ~という方に向けて、今回はT4のエンジンオイル交換をご紹介させて頂きます。
T3やT4のみならず、トランスポーターやカリフォルニア、ゴルフなどのVWにオーナーの方にも、エンジンオイル交換のやり方を知ってもらいたいと思い、エンジンオイル交換をシリーズ化し、ブログでご紹介させて頂こうと思います。
エンジンオイル交換方法!
まず、初めにボンネットを開けていきます。
そうすると、左手に見える黒いキャップにオイルのマークが書いてあります。
これがフィラーキャップになります。
古いオイルがしっかりと抜ける様にフィラーキャップをあけます。
フィラーキャップの奥に黄色の輪っかがオイルゲージになります。
この時にフィラーキャップと一緒にオイルゲージも抜いておきます。
次に車の前輪をあげていきたいと思います。
そこで使うのがこちらの道具になります。
このカースロープの使い方は、前輪に差し入れて、前に進むだけです。
そうすると、車の下に潜り込めるスペースができ、作業がしやすくなります。
*サイドブレーキは必ずかけておきましょう。
これで、下準備は完了になります。
まず始めに先程作ったスペースに潜り込みエンジンオイルを抜いていきます。
上を見るとエンジンアンダーカバーから見えるボルトがドレンボルトになります。
これをメガネレンチやラチェットを使い、緩めていきます。
緩んだら、あとは手で回してドレンボルトを外します。
手で回す理由として、ドレンボルトが廃油入れに落とさない為です。
ドレンボルトは再利用で、ドレンワッシャーは交換になります。
古いオイルが抜けたら、ドレンボルトに新品のドレンワッシャーを付けて締めていきます。
しっかりと締め付けが完了したら先程、開けたフィラーキャップのところにオイルを入れていきます。
まず、5Lぐらい入れていきます。
そして、エンジンをかけて車を下ろします。
*エンジンオイルが入っていない時は絶対にエンジンをかけないでください。
車が平坦な場所で一度オイルゲージを差し、オイル量を確認して下さい。
T3は、2つの切り欠きがあったのですが、T4では細かいギザギザになっています。
オイルゲージの持ち手に近い方のギザギザに近づけていきます。
ちょっと入れては確認してを繰り返していきます。
丁度、持ち手に近い方のギザギザのラインまで入れれたら、オイルゲージを入れ、フィラーキャップを閉めて、作業は完了になります。
エンジンオイルの処分方法
ここまでくると、作業するにあたって「廃油はどうしたらいいの?」思う方もいらっしゃると思います。
安心してください、ホームセンターやカー用品量販店などで廃油ボックスという古いエンジンオイルを処分するボックスが入手可能です。
廃油ボックスの見た目は普通の段ボール箱ですが、 中を開けるとオイルを吸収できる不織布とビニール袋が入っています。
ビニール袋の中にある不織布に古いエンジンオイルを吸収させ、それらが固まるようになっています。
燃えるごみとして気軽に捨てることができます。 ただし自治体によっては対応が異なることもあるため、事前に確認をお願いします。
※実際に作業をする際は必ずエンジンが冷えた状態で行いましょう。 (火傷の危険や廃油ボックスのビニールが溶けてオイルがあふれ出してしまう等の危険があります)
ご自身で作業される際は、気を付けて作業を行ってください。
もちろんGAKUYAでもエンジンオイルの交換も承っておりますので、自分でするのはちょっと…という方はお気軽にご用命くださいませ。
気をつけて作業を行ってください。
マツモト