T4のATF漏れにはこのパーツを交換しよう!
最近、GAKUYAでは自転車通勤のブームが来ています。
次回は是非、GAKUYAスタッフの自転車紹介をさせて頂ければと思います。(←誰も求めてないと思いますが絶対に紹介します絶対に見てください)
どうも、渡邊です。
突然ですが皆さんは幼少期を除き、最近大人になってお漏らしはしましたか?
そうですよね、しませんよね。
でも、良い歳してまだお漏らしする奴がいるんです。そう、そいつはT4ヴァナゴン。
初期型から考えればT4はもう30歳近いんですよ。
今回はそんな良い歳したT4ヴァナゴンのATF漏れについてお話したいと思います。
ATF漏れの主な原因は?
GAKUYAの整備でもたまにあるのがATF漏れの修理。
ATF漏れの主な箇所は
- ATオイルパンのガスケットから
- マルチファンクションスイッチから
- ATオイルフィラーパイプから
など様々な原因がありますが、今回はATオイルクーラー周りからの漏れパターンの整備例をご紹介します。
そもそもATオイルクーラーとは?
簡単に言うと、ラジエーターで冷やされたクーラントがこのATオイルクーラー内に溜まり循環されることによって、左右2か所の穴に通るATFを冷やし熱を放出させているパーツとなります。
付いている場所はボンネットを開けて右側、バッテリーハウスの真横下あたりにクーラントホースたちに埋もれてついています!
GAKUYAでは通称”お弁当箱”と呼んでいます笑
ちょうど白ご飯がいっぱいに入りそうな大きさなんです!
もうほぼ見た目はメスティンですよ。これはメスティン。メスティン欲しい。メスティンのおすすめ教えてください。(←関係ない話ですみません)
AT オイルクーラーのオーリングから漏れることが多い
ATオイルクーラーからのATF漏れで一番多いのがこのオーリングの劣化による漏れです。
オーリングはATオイルクーラーボルト1本に対し、アッパーオーリングとロアオーリングが1枚ずつ使われています。
そんなオーリングが経年劣化で硬化したり変形したりしてオイルが漏れてきます。
左が新品オーリング、右が劣化したオーリング。四角に変形しているのがわかります。
これらのオーリングはオイルクーラーボルトを抜き取るとアクセスできます。
このオーリングを新品に変えることで大抵のATF漏れは解消されます。
どうせなら変えておきたい同時交換おすすめパーツ
このオーリングたちを交換するためには、ATオイルクーラー・ATオイルクーラーボルトを取り外さなければなりません。
あまりないですが、経年劣化でATオイルクーラー本体の中が腐食するとクーラントとATFが混ざってしまったり、ATオイルクーラーボルトの劣化によりATF漏れ等が起きる場合もありますので、どうせ個々の修理をするならオーリングを含め、この2点は変えておくのが理想です。
オーリング代だけを考えると数百円・数千円で収まる内容ですが、どうせすべて取り外すならいっぺんに変えちゃいましょう!
こういう積み重ねがヴァナゴンを長く乗るための秘訣でもあります。
どんどん数が減ってきているT4ヴァナゴン、みんなで残していきましょう!!
この内容はほんの一部ですが、T4ヴァナゴンで何か異変に気付いたらすぐにGAKUYAへご相談くださいませ!
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