先日のことですが、またもや世界を旅するファミリーがGAKUYAを訪れてくれました♬
今回はスペインから22か国をT4で旅しておられるYorrickさんご一家。ご夫婦と5歳の可愛い女の子の世界旅。
実は音楽家一家で、全員がバイオリニスト。訪問時の翌週には東京でコンサートだと言っておられました♬
もともと数か月前からGAKUYAでメンテナンス予約をされていたのですが、予定がずれ込んだのか日本上陸が遅延。
タイランドから先に日本にやってきたYorrickさん一家は大阪に入港したT4が入ったコンテナをお迎えに行かれたのですが、なんとそこでエンジンが掛からず緊急連絡。
レッカー手配は出来たようでGAKUYAに運ばれてきたのが22時。
泊まるところはあるの?と聞いたところ、VANで寝るよ♬、と。そっか、車中泊で旅してるんだからね笑。
ということでGAKUYAファクトリーの駐車場でご一泊。
翌朝から緊急オペを開始。もちろん修繕してエンジンは掛かりましたが、クイックでは修繕できない不安要素があるので、国へ帰ったらしっかりメンテナンスしてね、と伝えたら9月に帰るんだ、1年の旅だよ、と。
おおー、羨ましい笑。愛車のT4を駆り、世界各地を巡り、家族でバイオリンを奏でる世界旅。最高ですね👍
詳しく聞いてみると、もともとスペインで別のT4を持っていたのですが、世界を旅するためにロングでシンクロのT4を探していたそうです。
で、見つけたのが山岳レスキューで使用していたT4シンクロ。その走行距離はなんと49万2000km!やるねー笑。
このT4で50万キロを目指すよ!ありがとう!
スラっとして高身長でハンサムで笑顔が素敵なYorrickさん、そう言い残して旅の続きに出発されました♬
ぜーんぶキノシタに無いものを持っていてホント羨ましかったです笑。
【ここで豆知識】今回のT4ですが、もちろん日本のナンバープレートは付いていなくて欧州のユーロプレートのまま。でも、そのままで日本の道路を走行できるのです。通常自動車を輸入すると税金を支払って煩雑な手続きが必要ですが、そうなると一時的に日本を通過する旅行者にとっては負担が大きくなります。そこで一定の条件を満たせば手続きを簡素化し、一時的に日本の道路を母国のナンバープレートで走行することが許可されているのです。1949年に「道路交通に関する条約(ジュネーブ条約)」が締結されたのが始まりです。
そう言えば2018年にGAKUYAメンバーでVANAGONアメリカ旅に行ったとき、コロラド州近くで出逢ったドイツから来たというT4カリフォルニアのご夫婦もこのような制度で旅されていました。懐かしい~笑。
実は日本ではあまり知られていませんが、同様の手続きで日本から海外に行くことも可能なんです。GAKUYAもスタッフの愛車で世界を旅しようと前から計画を立てていますが、その制度が自動車カルネというものです。有名どころではJAFさんがこのカルネ業務を行っていますので、詳しいことは下記にリンクしておきますのでご興味あればご覧ください。
※ヨーロッパでは、個人旅行目的で一時輸入する場合カルネは不要です。
※韓国への自動車の一時輸入は別会社が取り扱いをしています。
※その他の国は各大使館にご相談ください。
近い将来、愛車に乗って日本から世界に旅するという、まさしく【オーバーランド アドベンチャー】の時代が来るとキノシタは強く思っております。GAKUYAはそんな旅を最先端でお手伝いできるようになりたいと思っています♬
Get out of Japan! Let’s travel the world!
Yorrick family! have a nice trip! Have good memories! And good music!
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キノシタ