T3ヴァナゴンのエンジンオイル交換をDIYしよう!
T3ヴァナゴンは発売からかれこれ40年以上経つビンテージカーで、世界中に愛好家が存在します。
そのような愛好家「ヴァナゴニア」達がもちろん日本にもたくさん存在し、色々な人々に愛されている車だということはいうまでもありません。
GAKUYAでもT3ヴァナゴンを愛し、大切に乗られている方が沢山います!
そんなオーナー様から日頃、良くご相談頂くのがメンテナンスの大定番とも言えるエンジンオイル交換を自分でもやってみたい(DIYしたい)といった内容です!
GAKUYAではT3ヴァナゴンのエンジンオイル交換を日々たくさんの台数ご依頼頂いており、ヴァナゴンのメンテナンスについては精通していると自負しております。
そこで、今回は実際にオーナー様がご自身でもエンジンオイル交換が出来るように、本記事にて詳しくご紹介させて頂こうと思います!
セルフメンテナンスに興味のある方は必見です!!
エンジンオイル交換の方法
では、早速エンジンオイル交換の方法をご紹介します!
まず初めに、後ろのナンバープレートが付いている蓋の部分を開けてください。
そうすると、下記のように右手に見えるOILと書いている黒いキャップが見てきます。
ここがオイルを入れるフィラーキャップになります。
このフィラーキャップはこの時点で開けておきます。
次に少し奥のほうに見える輪っかになっている物が、オイルゲージになります。
ここでも先にオイルゲージを抜いておきます。
フィラーキャップとオイルゲージを先に開けておく理由は、ドレンボルトを開けた際にフィラーキャップとオイルゲージの口から空気を吸って古いエンジンオイルをしっかりと抜くためです。
これで下準備は完了になります。
次はエンジン下側に潜って頂き、エンジン中央辺りに取り付けられている13mmのドレンボルトを工具で緩めていきます。(ドレンボルトは基本的には13mmとなります)
一旦緩まると後は手で回していきます。
手で回す理由としては、ドレインボルトを桶や廃油ボックスに落としてしまう恐れがあるからです。
オイルを抜き終わったら、ドレンワッシャーを新品に交換し、ボルトを締めていきます。
ドレンボルトは再使用になりますが、ドレンボルトの頭がなめかけている場合は、新品交換をおすすめします。
ドレンボルトはGAKUYAオンラインショップでもお取り扱いしていますのでご安心ください。
次にオイルを入れていきます。オイルは4Lあれば大丈夫です。
まずは3.5L程を入れて、オイルゲージでオイル量を確認しながら注入していきます。
T3ヴァナゴンに最適なエンジンオイルもGAKUYAオンラインショップでお取り扱いしていますので、是非ご覧ください。
オイルゲージには切り欠きが2つあるので、持ち手に近い方の切り欠きに近づけていきます。
ちょっと入れては確認してを繰り返していきます。
丁度、切り欠きのラインまで入れてたら、オイルゲージを入れ、フィラーキャップを閉めて作業完了です。
エンジンオイルの処分方法
ここまでくると、作業するにあたって「廃油はどうしたらいいの?」思う方もいらっしゃると思います。
安心してください、ホームセンターやカー用品量販店などで廃油ボックスという古いエンジンオイルを処分するボックスが入手可能です。
廃油ボックスの見た目は普通の段ボール箱ですが、 中を開けるとオイルを吸収できる不織布とビニール袋が入っています。
ビニール袋の中にある不織布に古いエンジンオイルを吸収させ、それらが固まるようになっています。
燃えるごみとして気軽に捨てることができます。 ただし自治体によっては対応が異なることもあるため、事前に確認をお願いします。
※実際に作業をする際は必ずエンジンが冷えた状態で行いましょう。 (火傷の危険や廃油ボックスのビニールが溶けてオイルがあふれ出してしまう等の危険があります)
ご自身で作業される際は、気を付けて作業を行ってください。
もちろんGAKUYAでもT3ヴァナゴンのエンジンオイルの交換も承っておりますので、自分でするのはちょっと…という方はお気軽にご用命くださいませ。
気をつけて作業を行ってください。
マツモト