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おかげさまで本日GAKUYAはハタチになりました

2022年1月13日、株式会社GAKUYAは20歳の誕生日を迎えました。

創業から20年。目まぐるしく移りゆく業界の波と、それに翻弄される市場のなかでしっかりと20年という月日を歩んでくることができました。

これもひとえに皆様の温かい御厚情の賜物と、一丸となって困難に立ち向かってくれたスタッフの努力があってこそだったと思います。この場をお借りしまして深く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

20年前の2002年1月13日の日曜日。VWでみんなを笑顔に。いうコンセプトだけで、右も左も分からない状態でスタートした日。そういえば当初は漢字表記の『楽屋』でしたね。この20年という月日の間に、本当にたくさんのお客さまや関係者さまと出逢い、時には厳しい叱咤も激励もいただき成長させてくださいました。本当にありがとうございました。

20年もの間にはいろいろなことがありました。

2003年頃、大先輩から「ヴァナゴンが好きなら世界中からパーツを集めないといけないよ」と意見を頂きました。当時はまだヴァナゴンというネームさえあまり知られておらず、そのためメンテナンスパーツはなかなか入手できない状況にありました。これはいけない、自分たちが集めてヴァナゴン文化を維持しよう。と決意しパーツを求めて世界中に足を運びました。欧米の方々は実際にお会いすると、とてもフレンドリーに歓迎してくださいます。そのような訪問を幾度とこなし、それから徐々にパーツが集まりはじめ、ついに2017年5月本国のフォルクスワーゲングループであるフォルクスワーゲンクラシックパーツ社に、アジア初の国際認定ディーラーの称号をいただくことになったのです。本国のクラシックパーツWEBサイトにも掲載されております。その後はドイツのサイクルキャリアの老舗PAULCHEN社、オーストラリアの自動消火システムBLAZECUT社、また昨年にはアメリカGOWESTY社とも提携させていただきました。本当に感謝です。

2010年頃にはかねてから挑戦してみたかったVWトランスポーターシリーズの輸入をしてみたいと、ドイツ、イギリスそしてアメリカを訪問させていただき、提携関係を構築、モデルの詳細や流通経路の確認をしてきました。現在たくさんのT6.1のオーダーを頂いておりますのも、信用のできる各国の提携シッパーのおかげだと思っております。こちらにも本当に感謝です。

GAKUYAはスタッフにも恵まれました。開店当初のお客さまでもあった芦本はファクトリー店長でどんなトラブルも解決できるワーゲンマイスター。ドイツ車のように質実剛健でするどい意見には木下もビビるときあり。フロントの阪上は遠慮会釈な人柄でいつも笑顔で何でもこなし、パーツ名を言うだけで品番がでてくるパーツのプロ。メカニックの森谷はペースをくずさずメンテナンスをこなす、無害だけどちょっぴり辛口、温厚篤実なマイスター。ウェブおよびマーケティングの渡邊は、その強靭な肉体からは想像できない温厚な性格と頭脳を持つ、進取果敢なマーケター。なんとお父さんは昔からのお客さま、最近ヴァナゴンをゲットした、外柔内剛で実は何でも頑張るいちばんヤングな西田。シークレットファクトリーでスバル換装やエンジンオーバーホールをこなす大西は鬼面仏心、かれこれ30年来の付き合いでとにかくクルマ好き、その実力は言わずと知れた名メカニック。

少数ではございますが、みんなそれぞれが同じ夢や目標を持って集まり、活躍してくれております。本当に感謝しかありません。

とはいえ決して順風満帆だったわけではありません。乗り越えられるかわからない大きな山が立ちはだかることも多くありました。なんとか登り切ったと思えばまた山が。紆余曲折の20年だったのかもしれません。それにも関わらずGAKUYAには笑顔が溢れ、笑い声がたえなかったことに感謝し、20歳の誕生日を祝いたいと思います。

今後も初心を忘れず、常に謙虚で誠実な経営に努めてまいります。先の見えない世の中ですが、次の20年もこの20年がそうだったように「常に挑戦し、楽しいこと」を続けていこうと思っております。まだまだ至らぬ点も多いかと思いますが、引き続きご指導賜りますと幸甚です。

今後とも株式会社GAKUYAをよろしくお願いいたします。

株式会社GAKUYA 代表取締役 木下 大輔