少し前にもご紹介した次期『T7 マルチバン』がワールドプレミアされました!
トランスポーターの第7世代となるT7のデザインは、第3世代のT3を意識したとのことだが、T3をも専門にしているGAKUYAからすればどうだろうー、という感じもするが笑。フロントガラスが傾斜したためかフィックスの三角窓が付いたようなので、それが言い分なのでしょうか。
ゴルフ等にも採用されているMQBモジュールに切り替わり「セグメントの枠を超えて共通部品を増やし、生産コストと車両価格の抑制、主要技術の共有、そして最高水準の強度の確保を実現させること」とした。
採用されるエンジンは
■1.5TSI/136馬力x7速DSG ガソリンエンジン
■2.0TSI/204馬力x7速DSG ガソリンエンジン
■2.0TDIのディーゼルエンジンは2022年に導入予定
さらに
■1.5TSIx85kw電気モーター/218馬力x6速DSG eハイブリッド
も用意され、電気のみで走行できるEVモードも搭載されているよう。
日本で人気の4MOTIONは未定だそうです。
車両寸法がひと回り大きくなり背が低くなる
弊社キノシタも徐々にこのようになってきていますが(笑い事じゃないですが笑)、気になるサイズが変更されています。
■全長:ショート4973mm/ロング5173mm(T6.1:約4900mm/5300mm)
■全幅:1941mm(T6.1:約1900mm)
■全高:1903mm(T6.1:約1960~1990mm)
■ホイールベース:3124mm(T6.1:3000mm)
車高が低くなった分空力抵抗値がさがり燃費向上にもつながっているようです。とはいえ、全幅の1900mm超えは少々都会では乗りづらい?!
インテリアや安全支援システムの進化
インパネには10.25インチのデジタルコックピットに10インチのタッチスクリーンを搭載、現行通りアップルカープレイやアンドロイドオートの接続が可能になっています。パーキングブレーキは従来の手動式から、電気式に変更されダッシュボードにスイッチが取り付けられています。
シートに関してはサードのベンチシートを廃止して、個別のシート3つを組み合わせて3人掛けとした。これにより25%程度の軽量化を実現したという。マルチファンクションテーブルもアップグレードし、センターコンソールとしても利用できサイドからテーブルがにゅると出てくる仕様。なんだか飛行機の上級シートみたいな感じですね。
またVWドイツのHPでは『屋根は天国になります』というキャッチフレーズで紹介されているパノラマガラスサンルーフもオプションにて設定可能になっているようですね。
最新の安全運転支援システムもアップグレード。ストップ&ゴー付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)やシティエマージェンシーブレーキ、レーンキープアシストはもちろん、IQドライブトラベルアシストが追加、ACCとレーンキープアシストと組み合わされてレベル2の半自動運転が可能になっている模様。その他多数の支援システムが用意されている。
ヘッドライトはLEDが標準化されるようですが、グリル部分にもLEDが装備されるIQ:ライトマトリックスヘッドライトはオプションで設定できるようです。
カリフォルニアシリーズと商用車はT6.1を継続
採用されたMQBモジュールの重量制限の関係上、カリフォルニアシリーズと商用車に関しては数年程度T6.1にて継続されるよう。実際にT7にてカリフォルニアとなるとどのような構成になるのか、全高の関係上はたして使い勝手が良いのか等々不安がありましたので(デザイン含め)なんだか安心したようなしないような。カリフォルニアシリーズや商用車を検討されている方、今のうちにオーダーしてくださいませ。
実際の販売時期や価格は未定
まだ未定のようですので詳細が分かり次第ご報告させていただきます。
T7を動画でチェック!
出展(YOUTUBE:DPCcars)
出展(YOUTUBE:Autogefühl)