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T3のエンジンオーバーホールが無料!ん?それってどーゆーこと?!

GAKUYAにてオーバーホールいたしましたMVエンジンです。ヘッドカバーが水色。GAKUYAエンジンの証拠です。

 

でも、なんで無料なん?

もちろん条件はございますが自動車保険でのカバーになります。損保ジャパン日本興亜の特約ですが、業界初の故障修理がカバーされたのです。通常は車両事故と呼ばれる車両のボディが何かと接触して起こった事故にしか保険は使えなかった車両保険。その特約で「故障運搬時車両損害特約」というものが新設されたのです。これは旧車業界にとっては嬉しい情報 ♪

車両保険に加入することが条件ですが、契約している自動車が故障により走行不能となり、かつレッカーけん引された場合に、ご契約の自動車の故障損害に対して、協定保険価額または100万円のいずれか低い額を限度に保険金をお支払いしてくれるようです。ただし条件があり、新車の登録日から起算して60か月以上経過していること、ディーラー車であること、乗用車登録であることです。つまり並行輸入車や、ディーラー車でも8ナンバーなどのキャンピングカー登録は加入不可となります。新設理由は、昨今自動車自体の保有年数が長期化し、故障損害の備えに対するニーズが高まっているからだそう。やるね、損保ジャパン日本興亜さん。アメリカ大陸訪問記でも触れておりますが、最近は自動車保険のレッカーサービスもとても充実しており、長距離のレッカー費用にレンタカー代等々も無料でカバーされております。10年前よりも旧車の理解やパーツの供給も増え、程度の良い個体に生まれ変わっている車両も多くなってきましたが、さらにこのようなサービスがあると安心して乗れますね^-^

上記条件をあてはめるとT3では、ヤナセ物のディーラー車で8ナンバーや1ナンバー登録されていないカラベル・ヴァナゴンが対象になりますね。ちなみにT4でもディーラー車でその他条件があえば加入可能です。T4の場合エンジンはそうそうオーバーホールなんて無いですが、不動であり内部の故障であればAT本体にも適用可能です。

GAKUYAはその損保ジャパン日本興亜の代理店です。この特約を発見した時は興奮して3日ほど眠れなかったほど(笑)でも木下のT3はディーラー車だけど8ナンバー登録なので加入できず。残念~。。

下記に加入条件および適用条件を記載いたしました。

*新車登録より起算して60か月以上
*ディーラー車
*乗用車登録(8ナンバーや1ナンバーは不可)
*直近の車検及び1年点検を認証工場にて受けていること
*不動によりレッカー搬送されていること
*被保険者が個人でありノンフリート契約であること
*車両保険に加入していること
*使用の際は保険等級が1等級下がります
*15等級/年間10万円の保険料の場合3年で約5万円値上がりです
*特約費用は年間2,000~8,000円程度
*エンジンだけでなくAT本体不良にも適用されます
*保険料アップ、等級ダウンがあるため軽微なお修理ではお勧めしておりません
*保険会社の鑑定士のチェックがはいりますので満額でるとは限りません
*もちろん不正はダメです
*保険支払いに応じて修理内容を選定します
*新規のお客さまの場合どこでお修理されているかご相談が必要です
*ご理解くださいませ

 

と条件と注意事項はたくさんありますが、旧車業界にとっては力強い味方になりそうです。ご興味がございましたらお問い合わせくださいませ。

 

担当:木下大輔