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2019 キャラバンサロンでT6.1視察してまいりました -ドイツ・デュッセルドルフ-


カリフォルニアビーチに待望の左側スライドドアが新登場!

8月末からドイツ・デュッセルドルフで開催されている欧州最大のキャンピングカーショー『キャラバンサロン』へフォルクスワーゲンTシリーズ最新モデルT6.1の視察へ行ってまいりました。

まずブースで目を引いたのが新カラー『ベイリーフグリーン』。写真は英国版には設定の無いオーシャンの廉価版コースト。カリフォルニアシリーズのような遊び心のあるモデルでは映えそうです。

そしてT6.1で大幅に変更された印象のフロントマスク。ベージュのビーチ以外はクロームバージョンのオプションが付いているのか少し豪華仕様に。個人的にはクロームラインが無い方が好きかも。

▼おおまかではありますが変更内容をみていきましょう。

■T6.1 カリフォルニア オーシャン

キッチンユニットのトップカバーのオープンノブがスタイリッシュかつ開けやすいタイプに変更。左後ろのワードローブの開閉方法も変更されています。随分開けやすくなっており以前のようなスリットが外れてしまうことも無さそうです。家具のカラーはコーストは天然なウッド調でしたがT5前期モデルを思い出しました。リアの延長ボードの跳ね上げ方法とロック方法も変更されていました。写真はないですがルーフベッドの敷きばねも高級ベッドのようなものに変更されていましたので寝心地がもっとよくなりそうですね。


ビーチが2グレードに分割

キャンパー&乗用にと付加価値の高いGAKUYAで大人気のカリフォルニアビーチが2グレードに分割されることになります。ではその内容をみていきましょう。

■T6.1 カリフォルニアビーチ キャンパー

こちらのグレードは左側スライドドアの設定が出来ないようです。最高5人乗り可。4人乗りバージョンでは左側に収納式のキッチンがオプションにて新設定。ガスはその横に収納可能なようなので、GAKUYAでオプションしているカセットガス仕様での使用も可能ですね。今までは手動式ポップアップルーフがこれまたオプションにて電動式にも可能になりました。

■T6.1 カリフォルニアビーチ ツアー

こちらが待望のグレードになりそうです。特筆すべきは新オプションで左側スライドドアの追加が可能、つまり両側スライドドアドアが可能になるのです!今までは右ハンドルでも左ハンドルでも右側にしかスライドドアがありませんでしたが(とはいえそんなに不便ではないとのお声が多くありましたが)日本では一般的に常識になっている両側スライドドアのキャンパーが実現するのです。GAKUYAで大人気のキッチンユニットがなく、そのため7人乗りが可能なカリフォルニアビーチで両側スライドドア、4MOTION、右ハンドル(英国ではまだT6.1のモデル発表がなされておりません)が実現するのです。もちろんこのグレードでもオプションにて電動ポップアップルーフが可能です。いやはや完璧ではないでしょうか。ドイツでも現時点(9/10現在)では遅れて発表されるようですので発売が待ち遠しいですね。

■T6.1 全モデル共通部分

▼デジタルメーター(デジタルコックピット)はオプションのようです。オーディオ部分は画面が3パターンで発売。6.5インチはラジオのみ。8インチと9.2インチがナビゲーション(日本では未対応)付きでデジタルメーター内にナビゲーションが表示されます。現時点では日本でのナビ変換が出来るかは調査中。出来なくてもAppコネクトをオプション設定すれば(アップルマップ)(グーグルマップ)(Yahooカーナビ)が使用できます。最近はYahooカーナビが評判良いので十分ではないかと思います。ただしデジタルメーター内のナビ画面は純正ナビしか映せないようです。ちなみにAppコネクト用のUSBはマイクロUSBへと変更されていおります。

▼ダッシュボード形状のデザインが一新されます随分スクエアのデザインになりました。個人的には好きな感じです。オプションだと思いますが、ダッシュボードのポケットではiPhoneのワイヤレス充電が可能になっております。便利ですねー。

▼電動パワステになります。今まで油圧作動でしたが今どきな電動になります。そのためアクセルワークだけで駐車可能なパークアシスト、トレーラー牽引をアシストするトレーラーアシスト、ボディサイドのパーキングセンサーがつくサイドプロテクション、走行中の横風に対応するクロスウインドアシスト、レーン逸脱を補正するレーンアシスト(10秒ほど手放ししていると警告されるようです)等々が新オプションで設定されます。

▼キャンパーコントロール。カリフォルニアシリーズの天井に設置されているコントロールパネルが近代的な液晶になっています。オプション装備によって差はありますが、ルーフの開閉や室内照明のコントロールも出来るようになります。

▼ウインカーやワイパーレバーも一新

▼Volkswagen We Connect。現地で試した限り日本でのアプリではまだダウンロード出来ないようでしたが、オプションを設定してアプリをダウンロードすればBluetoothでAppコネクトの接続、さらにドアロックの開閉や、FFヒーターのON/OFFまでスマホで出来るようになるとのこと。すごいですね。

▼REIMOブースにてT6.1のトランスポーター(ドイツ仕様のカラベル)も展示されておりました。このフェイスでもブラックバンパーのチーパー仕様はやっぱりカッコイイですね!

T6.1になって、より近代的なキャンパーへと正常進化するカリフォルニアシリーズ。とはいえ普段使いの乗用車でありながら、目的地に着いた途端に車中泊可能なキャンピングカーになる付加価値の大きなマルチキャンパーとして、人生一度きりなので楽しもう!というコンセプトには変わりはありません。

しかしながら近代的になった分、GAKUYAのような本国VWにも認定されている専門店でしかメンテナンス出来ない部分も出てくることかと思います。

皆さまと同じくT6.1全般、そしてビーチツアーの発売が待ち遠しくて仕方ありません。

GAKUYAは自社VWメンテナンス工場も完備、また本国からの定期便でのパーツの供給、全国への卸し業務も行っておりますので、ご利用の皆さまには安心してカリフォルニアライフをお届けできると思っております。

ぜひGAKUYAをご利用くださいませ。新車のオンラインお見積りシミュレーションも近日公開予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

 

T6.1 パンフレット 英語版はコチラをクリック

 

 

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