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Camp-HackさんのWEBページでヴァナゴンが紹介されていました!

先日キャンプハックさんのWEBページでヴァナゴンの謎に迫るというページがアップされていました。センスの良い横浜のT-WORKSさんの写真以外はほぼGAKUYAの写真を使われています。内容は少々間違っている部分もありますが、せっかく紹介してくれているのでリンクさせていただきました!

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フォルクスワーゲンが生んだ魅惑のカクカク1BOX「ヴァナゴン」5つの謎に迫る!

2019/01/16 更新

フォルクスワーゲンのバンタイプとして熱狂的なファンを抱える「ヴァナゴン」。直線的で味わい深いそのルックスはまさに唯一無二で、収納力などキャンプカーとしての実力も十分です。キャンプ場で目を引くこと間違いなしのこのクルマ、知ってるようで知らない5つの謎に迫ります!

目次

  • 謎1.ヴァナゴンて何?
  • 謎2.「ヴァナゴン」てどういう意味?
  • 謎3.なんで人気なの?
  • 謎4.人気なのはどのタイプ?
  • 謎5.問題点はある?
  • 手がかかるのも魅力のうち!

謎1.ヴァナゴンて何?

「ヴァナゴン」っていう名前、聞いたことありませんか? 実はこの名前、好きな人にとってはたまらない響きを持つクルマの名前なんです。

フォルクスワーゲンのバンのこと

「ヴァナゴン」とは、フォルクスワーゲン社から発売されてきたバンタイプのクルマのこと。

特にキャンパーやサーファーなどをはじめとするアウトドアユーザーを中心に熱狂的ファンを多数抱えているんです。

今回はその名前の由来から人気のヒミツに到るまで、世界中で愛され続けるその魅力を徹底解剖していきます!

謎2.「ヴァナゴン」てどういう意味?

販売用の愛称のようなもの

出典:T-WORKS

もともとは、フォルクスワーゲンの「トランスポーター」と総称されるシリーズにカテゴライズされるヴァナゴン。

シリーズ3代目の「T3」から北米市場で「ヴァナゴン」の名で販売されます。その後1990年に日本で乗用モデルが販売される際に、その販売名称が正式に日本に上陸したのです。

バンとワゴンを組み合わせた造語

なんとも言えない愛嬌のある響きを持つ「ヴァナゴン」という名前。じつは、「Van(ヴァン)」と「Wagon(ワゴン)」を組み合わせた、フォルクスワーゲン社の造語なんです。

由来はいたってシンプルですが、今となってはこれ以上ないほどクルマの雰囲気とマッチしたネーミングですね。

謎3.なんで人気なの?

ヴァナゴンのルーツなど概要が分かってきたところで、いよいよその魅力に迫っていきますよ!

生産終了後も世界中のファンを魅了してやまないヴァナゴン。その人気には、一体どんな理由があるのでしょうか?

クラシックで角ばった独特なルックス

やはり人気の一番の理由は、直線的でレトロなそのルックスにあるでしょう。

流線形デザインが主流の現代にあって、そのレトロなカタチやカラーリングは、ノスタルジーすら感じさせてくれます。

忙しい日常から離れ、気ままにアウトドアを満喫したいときには、きっと最高のパートナーとなってくれるに違いありません。

ビッグなサイズ感

そして2つ目の理由は、やはり海外のバンモデルならではのビッグサイズ!

3列目シートを倒さなくてもご覧の通りの積載空間で、収納スペースももちろんバッチリ。荷物の多いオートキャンパーや、アウトドアアクティビティ好きな人の心強い味方になってくれます。

丸目や角目などバリエーション豊富

さらにもう1つの人気の理由は、とにかく豊富なそのバリエーション。T3のフロントデザインだけでも丸目2灯、丸目4灯、角目2灯など、実にさまざまです。

これは欧州、南アフリカ、北米などワールドワイドな製造エリアによる違いが反映されているんです。

このほか、ピックアップトラックの「ドカ」や四輪駆動の「シンクロ」などの個性派モデルも存在感たっぷり。

ポルシェ社の「カレラ」のエンジンを搭載し世界最速のミニバンと呼ばれた「ポルシェ B32」などの特殊モデルもラインナップしています。

謎4.人気なのはどのタイプ?

フォルクスワーゲンでは、世代順にT1からT6(現行モデル)までの型番を連続したシリーズとして扱っていて、その総称として「Transporter(トランスポーター)」が使用されています。

ヴァナゴンの名称が使われるようになったのはT3から。その次世代のT4までがヴァナゴンの名で日本で正規販売されていました。レトロ感漂うこのあたりの年代のタイプに支持が集まっているようです。

もっともヴァナゴンらしい「T3」

1979年に登場したT3はもっともヴァナゴンらしく人気の高いモデル。駆動方式は先代T2のスタイルを受け継ぎリアエンジン・リアドライブ(RR)方式が踏襲されています。

またこの世代では、オーストリアの会社が手掛ける四輪駆動モデル「シンクロ」が初登場。当然ながらキャンパーにもファンが多く、相場は200万円台後半から、状態のよいものでは500万円を超すものも。

FF化されたロングセラー「T4」

T3の後継モデルとして1990年に登場したのがこちらのT4。

見た目も一気に現代的になり、構造も従来のリアエンジン・リアドライブ(RR)方式からフロントエンジン・フロントドライブ(FF)方式へと一新されます。ABSやエアバッグなども標準装備。

しかし当時国内では販売がそれほど振るわず、日本で正規販売された最後のヴァナゴンとなりました。

T3に比べると新しく、ロングセラーだったぶん市場にタマ数は多く、100万円を切るお値打ち価格のものもありますよ。

お次はキャンパーの憧れ「ウェストファリア」をご紹介!

キャンプ仕様の「ウェストファリア」

バリエーション豊富なヴァナゴンのモデルの中でも、もっとも人気が高いのがキャンパー仕様の「ウェストファリア」。ポップアップテントやサイドオーニングのほか、室内にはシンクや冷蔵庫まで完備しています。

いかにもキャンピングカー然としたルックスではないのに、内部は本格キャンパー仕様なギャップがたまりません。

しかし、キャンパー仕様のカスタムを手がけるウェストファリア社は94年に経営破綻。2003年以降のT4キャンパーモデルは、フォルクスワーゲン社が自社製造する「カリフォルニア」へと移り変わります。

状態のいいウェストファリアは今とても人気があり、300万円以上が相場となるでしょう。

謎5.問題点はある?

ここまで読んでしまった人は、もうかなりヴァナゴンの虜になりつつあるハズ……とはいえかなり古いクルマという点も否めません。

実際に乗るうえで気になる点についても見ていきましょう。

個体により当り外れがある

出典:PIXTA

決して新しくはないクルマなので、複数オーナーを経ている車体も少なくありません。

そのため故障の有無には個体差が大きく、購入時にできる限り見極める必要があるでしょう。単に走行距離や年式だけで判断せず、しっかり修理記録などが残っているものが良さそうです。

大きすぎて運転が難しいという声も

実際にハンドルを握った人からは「運転が難しい」という声もチラホラ。海外バンだけあってサイズ感が大きく、独特の運転フィーリングにも慣れが必要です。

駐車場や自宅周辺の道路事情など、安全に乗りこなせるかよく考慮する必要がありますね。

部品が届くのに時間がかかる

出典:PIXTA

ひとたび修理となると、海外製品ゆえに必要なパーツが国内にない場合もあります。その場合海外からの取り寄せとなり、場合によっては数ヶ月から1年かかるケースも。

ただ、国内でもヴァナゴンやフォルクスワーゲンに特化した修理&カスタムを手掛け、部品を豊富にストックしている会社もあるので、対応可能なところを探しておくと安心ですね。

手がかかるのも魅力のうち!

とにかく武骨なそのルックスと、あらゆる遊びに対応してくれるポテンシャルの高さが魅力のヴァナゴン。

古いクルマゆえの気になる点もありますが、そんな手がかかる面もヴァナゴンのノスタルジックな魅力の1つと言えるのかもしれません。

最新設備を備えた新車にはない魅力が満載のヴァナゴンで、自由気ままなキャンプに出かけてみませんか?

–ここまで–

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